昨日は1日で映画を3本も見ました。
ちょっと忘備メモをば。
★木更津キャッツアイ 日本シリーズ
クドカンのドラマは、私にとって必ず面白い。
とはいえ以前放送されたドラマはきちんと観たことがないので
片っ端から観てやろうと思っています。
役者さんたちがノッて演ってるのでこちらまで楽しくなる1本。
木更津の地味な空気(地元の方ごめんなさい)とうまく絡まる
ジェットコースタームービーのようなテンポのよさ。
役者の男の子達も酒井若菜ちゃんもユンソナちゃんもみんなかわいい!
とくに、岡田准一くんは今わたしにとって注目株なんですよ。
かっこかわいいわ、このこ~(おすぎ口調)。
それにしてもクドカン役者さんたちのモチベーションを上げるのが上手な脚本家だと思います。
ドラマも借りてこようっと。
★オーシャンズ11
TVでやってたのでなんとなく観ました。
ブラピ、クルーニー、マットデイモン、ジュリアロバーツ、アンディガルシア・・・
すごい豪華キャスト。でも、話は今ひとつ入りこめなかったかなあ。
なぜか痛快な気分になれなかった。ルパンのほうが100倍痛快。
ときどき織り込まれるハプニングも取ってつけたみたいで。
あと、ジュリアロバーツがドレッシーな格好しているのに
歩き方がすごく勇ましくて笑ってしまった・・・。
それより注目は、音楽!アシッドジャズ、テクノ、クラシック・・・
派手すぎず地味すぎずクールなBG満載!
ラストの、ホテルのライトアップをバックに解散するメンバーのシーンに
ながれるBG「月の光」がかっこよかった!!
映画をみて、久々にサントラを買おうと思ったほど。
さて、もうすぐ公開のオーシャンズ12はいかに?
★シェルブールの雨傘
全編うたいっぱなしの、タモリが怒り出しそうな(笑)フランスのふるーいミュージカル映画。
シェルブールに住む若くて美しい傘屋の娘と自動車整備工の若者の情熱的な恋。
若者の将来の夢は白い建物を擁するガソリンスタンドを経営すること。
そして娘の夢は、女の子をうんで「フランソワ-ズ」となづけ育てること。
しかし若者は徴兵され、泣いてすがる娘をおいて2年間戦地へおもむきます。
時が経つにつれ恋の情熱をうしなっていく二人。
退いてゆく恋の熱にとまどう娘は、母の借金もあって、
若者の子をみごもっているにもかかわらず
青年実業家から情熱的なアタックをうけて結婚、富豪の妻となる。
それを知らずに帰った若者は、失意するも身近な女性と結婚し、
つつましく幸せな家庭を築く。
数年後、ガソリンスタンドを経営する若者のもとに客として偶然訪れる娘・・・
傍らには幼い「フランソワ-ズ」を伴って。
ふたりはお互いの幸せを知り、言葉すくなに別れます。
号泣です。
よく考えてみると、徴兵はともかく、恋愛においてこんな すれちがいって結構あるんじゃないかなと思います。
結局おたがい幸せなんだけど、二人の恋の物語にフォーカスしてみると、なんとも切ない。
幸せと悲劇が混ざってこそ、人生なのでしょうね。
それにしてもやはり、名作は名作たるものがありますね。ぐっときました。
・・・でもって、これから「死ぬまでにしたい10のこと」を見る予定です。