新井旅館は芥川龍之介、横山大観、高浜虚子、泉鏡花、川端康成など、錚々たる文化人が宿泊したお宿で、立派な数寄屋造りは国の登録文化財でもあるそうです。
私たちは離れの棟での宿泊でした。廊下には優雅な香が炊き染められ、床はピカピカに磨き上げられています。職人の手作りが伝わる凸凹のガラス窓も、色の深くなった木戸の色も、風情があってよろしいものでした。
お風呂もたくさんあって、菖蒲型の小さなものから、池の内面が見える水族館のようなつくりが凝った時代を感じさせる大浴場、露天風呂、琵琶湖の形をかたどったお風呂まで、泉質のよさと凝った趣向をたのしみました。
それにしても、お肌つるつる♪おいしい懐石♪そしておいしいお酒♪♪
父と母と、ちょっとまじめな語らいもいれつつ、とても印象深い夜となりました。
夜が明けると、修善寺の梅園へ。七分咲きといったところですが、白梅と紅梅のコントラストが美しく、富士山も見えていい気分!たくさん写真をとったり、おいしい空気を堪能したり。
お茶室の窓から見える富士山をながめつつ頂くお茶がまた、おいしかったです。
井戸にかえるの卵を発見する子供の声に、春の訪れも感じました♪
その後は車を走らせて、沼津へ。
お寿司をいただいたり、魚市場でお買い物を楽しんだら
海岸へ。
これで、旅は終了です。
寒くて、あいにくのお天気でしたが、
両親と暖かくて楽しい時間が過ごせたのが
とてもうれしかったです。
短かったけど、一生思い出に残るたびになったと思います。
この年になって甘えられる両親に、感謝しています。
はやく恩返ししなくちゃな・・・^^;